2015年11月02日13:53 來源:滬江日語
《天聲人語》是日本權威報紙《朝日新聞》編輯部集體撰寫的時事類短文,內容涉及日本社會的所有方面。對于日語學習者,閱讀和翻譯它,無疑是了解日本、提高自己日語水平的大好方法。 |
早起きの身に、よく晴れた晩秋の夜明けは気分がいい。きのうは藍色の天空に居待(いま)ち月が浮かび、明けの明星が皓々(こうこう)ときらめいていた。暁を覚えぬ春とは違って、眠気はすっきり心と體から抜けていく。
這個季節(jié)早早起來,在深秋晴朗的黎明時分會倍感清爽愜意。昨天的清晨,月亮尚且掛在藍色的天際,啟明星發(fā)出明亮的光芒。與不覺拂曉的春季不同,此時毫無半點睡意。
そんな澄み切った明け方、丘の上の一本の銀杏(いちょう)から、ぎんなんが一斉に飛び降りる童話を宮沢賢治は書いた。木をお母さん、黃金(きん)色の実をあまたの子に擬し、落下を「旅立ち」と描く筆はやさしい。
像是被洗過一般清新的清晨,山坡上的一棵銀杏樹下,銀杏果齊刷刷地掉滿了一地。宮澤賢治的童話中曾有過這樣的場景。宮澤先生將樹比作母親,金黃色的果實就是她眾多的孩子,從樹上落下的過程就成了這些孩子們的“旅途”。如此筆觸充滿了溫馨。